新産リフォーム
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SHINSAN
グッドデザイン賞受賞作品「阿蘇の家」

GOOD DESIGN熊本の木の家

住まい手から住まい手へと
地域で受け継ぐ

2016 年の熊本地震の被害を受けた、築70 年の古民家。
地震の影響により、建て替えや違う土地への移住を余儀なくされた人が多い中、この地域や家族を見守り、共に歩んできたこの家で暮らし続けることを選択されました。

  • 「つながりたい」

    大開口のある土間空間からは、阿蘇の雄大な景色を望むことができます。
    レンタルスペースとしても活用され、アーティストや作家さんの展示販売のほか、ワークショップなども行われています。お住まいの一部を開放されたことで、古民家を身近に感じてもらうことができ、地域とのコミュニティの場としても役立っています。
    オレンジの木製枠が、ウチからもソトからも目を引く、印象的な空間です。

  • 「叶えたい」

    “これからも、雄大な阿蘇外輪山と田園風景を眺めながら暮らしたい” というご希望を叶えた「阿蘇の家」。LDK や子ども部屋、土間空間から阿蘇の景観を眺めることができます。
    ご家族団欒の場であるリビングを中心に、ご家族それぞれが使いやすい生活動線を確保し、現代のライフスタイルに適した改修を実現。
    利便性と眺望の両方を併せ持つ空間となりました。

  • 「残したい」

    梁や桁を再利用して、構造としてだけではなく、真壁造りなどを用いてデザインの一部として活かしたことで、古民家の持つ“構造美” や“経年美” を木の温もりが感じられる空間に。
    「阿蘇の家」でのご家族の暮らしと、大きな窓から眺める懐かしい日本の原風景を残しています。

    真壁造り(しんかべづくり)とは

    柱や梁などの構造材を現わして、柱と柱の間に壁を納める日本の伝統的な壁の工法の1つです。
    柱が空気に触れるため防腐面に強く、シロアリなどのメンテナンスが容易なので、家が長持ちするといわれています。

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